亀田大毅に観るマスコミ戦略

亀田大毅が負けた(涙)。
Tボランの曲で次男坊はこんな時はどんな歌をかなでるのだろう。
王者内藤に文句を言う者はいるまい。

亀田は若かった。
王者の前にボクシングをさせてもらえていなかった。解説の歴代の王者達が、いかにも善戦と言う解説に、シラケるばかりだ。
しかし、亀田一家がいなければ内藤さんの世界戦がテレビ放映されなかっただろうし、亀田側のファイトマネーは内藤さんのファイトマネーを大きく上回るそうだ。
マスコミは感情を剥き出しにする者を恰好の素材にする。何故なら観る者に何かの感情を与えるから
TBSは報道や番組作りが下手だから、一方的な番組作りしかできない。
我々は勝手に楽しもう。若者が正面から散る姿を…老練が、職人芸で、いかんなく王者としてリングの上で吠える姿を…。

テレビは黙って一番楽しいナマを放映してりゃいい。

亀田大毅、１年間の出場停止へ…
というニュースが本日マスコミに踊った。
確かに世界戦。
あるblogで見掛けた記事にハッとした。
『亀田流をそのまま、海外に持っていった時、果たして海外はどぅ受け止めるだろうか…』
ゾッとした…。
ビックマウス、構わない。ダーティーなスタイルそれも構わない。しかしルールに敬意を払わぬ安い不良が与える世界への影響は計り知れない…。

そぅ考えると亀田家、TBSの陳腐なストーリーに国民が示したアレルギー反応は大きかったのかもしれない。

いぃ意味で国民感情は舐めてはいけない…
そうかんじた。